増えている!?女性の植毛

植毛とは直接頭皮に毛を植えていく方法で、植える毛の種類で人工植毛と自毛植毛に分けられます。

人工植毛では、ポリエステルやナイロンなどでできた合成繊維による髪の毛が使われており、植え込む長さや量を自由に決める事がでいるといったメリットがあります。ですから、1回の手術で理想とするヘアスタイルを作る事も可能

ただ、人工毛は身体からみれば異物となりますので、体の免疫機能が反応して外に追い出そうとする反応を見せたり、抜けやすいといったトラブルが起こりやすい傾向にあります。せっかく植えた人工毛を減らさない為にも、年間で1~2回のメンテナンスは必要となります。

さらに、付け根の部分で切れて、人工毛が中途半端に埋まったままの状態になることもあり、これが細菌感染を引き起こし炎症や化膿になってしまうことも…。
最悪、周囲の髪の毛にも悪影響を与え、生えにくい状態にするなどのリスクもあり、人工毛植毛を禁止している国もあるほどなのです

これに対して自毛植毛は、自分自身の髪の毛を薄くなった部分に移植していくもの。
抜けにくい後頭部や側頭部の髪を頭皮ごと採取し、それを薄毛が気にな部分に埋め込んできます。
うまく定着すればその後も生え続ける事になり、抜けても自然なサイクルが残ったままなので生えやすく、しかも自分の髪毛ですから異物とみなされることがないのでメンテナンスも不要で過ごすことができます。
髪の色の違いなどを考慮しないですむ、自然な仕上がりを期待することができるのです。

とはいえ、デメリットがないわけではありません。
移植した髪の毛はいったん抜け落ち、数か月後に産毛として再び生えてくるものとなります。ですから、自毛自殖による効果や変化を実感するには半年以上の時間が必要
しかも、一度にドナーとして採取できる髪の量には限りがありますので、密度をもっと濃くしたい、薄毛が広い範囲にある…なんて場合では、何度か繰り返し移植手術を受ける事となります。

植毛と増毛の違い

植毛と間違われやすいのに、増毛というのがあります。
植毛は頭皮に植え込んでいきますが、増毛は自分の髪の毛に人工毛を結び付けたり、専用シートで人工毛を地肌に貼って髪をボリュームアップさせることです。

結びつける方法としては、まずは特殊な糸で土台をつくって束の人工毛を付けていく「編み込み式」、生えている髪の毛の根元に結び付けていく「結毛式」とあります。

増毛はかつらに似ていて、すぐに髪をボリュームアップさせることができます。
違うのは、装着したまま髪を洗ったりスポーツなどの激しい運動が可能な事
植毛との違いは、メスを使わないので頭皮を傷つけることがありません。

ただ、増毛は1ヶ月に1回程メンテナンスをしなければいけないといった手間があり、結毛式では自分の髪に負担をかけてしまう事になります。

専用シートで貼っていく方法は、頭皮が密封されて蒸れやすくなり、それが雑菌や炎症を引き起こすといったトラブルがあるのです。