ホルモンバランスの乱れが毛髪を変化させる

薄毛や抜け毛がおこる理由は、ヘアサイクルの乱れによるもの。
これは男女ともに共通する理由で、成長期が短くなったりして毛髪が十分に成長することができなくなり、結果的にハリやコシがなくなり、痩せ細った毛髪に…。

すると、頭髪の密度が低くなり、地肌が目立つようになるのです。
女性の場合では、ヘアサイクルが乱れてしまう大きな原因がホルモンバランスの変化といわれており、これには日々の生活やストレスなどが関係しています。

体の中でさまざまな働きをしているホルモンは、加齢と閉経でその量を変化させていきます。ホルモンバランスが崩れると、その影響で身体のさまざまな部分で動きが乱れ、これまで通りの体調を維持するのが難しくなります。

女性ホルモンは30代から減り始め、40代でますます減少していくスピードを早めていきますが、特に毛髪を健やかに育てる働きがありあるエストロゲンにおける影響は大きいもの。
避けられない事態とはいえ、日々の生活習慣を改善することで、被害を抑えきれいな髪を維持することができます。
また、過度なダイエット睡眠不足は、特に大きなダメージとなるので注意が必要です。

食事の量を極度に減らしたり食べないダイエットは、健康面だけでなく髪の成長も妨げます。体の中に入ってきた栄養素は、生命維持をするうえで重要な器官に優先的に配られるのです。毛髪は最後の方に回されてしまう為、食事量が少ないと十分な栄養素が届かずに髪質が低下。ハリやコシ、ツヤなどが悪くなり、抜け毛や脱毛といった症状が進行してしまいます。
ダイエットをするにしても、無理な食事制限はしないようにしなければいけないのです。

また、睡眠時には髪の成長に欠かせない成長ホルモンが分泌されます。
睡眠不足だと成長ホルモンが十分に分泌されず、髪の成長もしにくくなります。
成長ホルモンは午後10時~午前2時までが一番多く分泌されますので、
その時間には寝ているように心がけたいものです。

髪に必要な事、避けたいこと

髪の毛のほとんどは、タンパク質の一つであるケラチンから構成されています。
ケラチンは18種類ものアミノ酸が結合したもので、加齢やアルコール、たばこ、不規則な食生活で減少していきます。

栄養不足は毛髪の成長を妨げますので、バランスのよい食事は不可欠
特に髪と頭皮の成長に重要な働きを持つ亜鉛やビタミンB群は、食事だけでなくサプリメントでも補いたいほど。

また、環境からのダメージも薄毛を進行させるものとなります。
代表的なのが紫外線で、毛母細胞が紫外線によるダメージを受けると、頭皮の日焼けや乾燥といった症状を引き起こし、それが抜け毛を増加させていくのです。

特に頭頂部は日差しが当たりやすい部位ですから、日傘や通気性の良い帽子などを着用して、頭皮を紫外線から守るようにしないといけません。

さらに、隠れたダメージとなっているのが、普段使用しているヘアケア製品です。
髪にプラスになると思って使っていても、その成分や使い方によってはダメージを与える事もあります。
特にカラーリングやパーマ、ヘアアイロンなどは髪を大きく傷つけますので、取扱いには注意が必要なのです。